不育症とは
妊娠は成立するものの、2回以上の流産、死産を繰り返して結果的にお子様を持てない状態のことです。
妊娠反応は陽性となるが、超音波検査等で子宮内に妊娠している部位(胎嚢)を認めない生化学的妊娠は流産に含めませんが、3回以上反復する場合は、不育症に準じるという意見もあります(ヨーロッパ生殖医学会のガイドラインでは、生化学的妊娠も流産回数に含めるとなっています)。
流産は妊娠の約15%に起こり、女性の加齢とともに増加しますが、流産を繰り返す不育症の頻度は約5%と報告されています。
当院ではご希望があれば、不育症検査を行っています。